秋冬用作業服に求められるものは、寒さ対策と動きやすさ、あとはその外での機能面となります。
たとえば、冬場は何枚も着こむため、動きにくくなりやすく、作業に支障が出かねません。吸湿発熱加工がされている素材を用いることで、衣服内のムレから解消されます。また、裏起毛で暖かく、防風・防寒対策の施された保温性の高い防寒服は多くの現場で着用されています。機能面では、静電気から起こる精密機器の誤動作や、火災や火事を防止できる静電気対策・帯電防止の素材などが採用されている作業服も多いです。あとは、春夏用と比べて洗濯の回数は多くはないので、作りが丈夫なものが好まれる傾向があります。